wakuwaku diary

ワクワクすること♪

もう一度論点を整理

なぜならこの負担増による排出者のあえぎこそがゴミ有料化の狙いなのだから。現に少「しでも出費を抑えたい商店会と資源回収業者が結びつき、都内で自主的なリサイクルの輪が動き始めたのだ。これは狙いどおりの動きである。ゴミ有料化に対する問題の提起の仕方が違うのではないか、と私は考える。もう一度論点を整理するところから始めよう。ゴミ収集有料化の目的は何か。これについては、さまざまな理由付けがされているが、主だったものは次の二つである。一九九七年春ゴミを巡る社会的情勢一つは、ゴミの減量化(ゴミは排出量に応じて金銭負担をしなければならなくなるから、人はゴミの減量に務めるようになる)。二つには、社会的不公平の是正(手間暇かけてゴミの減量に努めている人と、ゴミの減量に努力しそれはゴミ処理経費の増大であり、最終処分場の逼迫である。ていない人が、何の差別もなくゴミを処理してくれるいまの制度はおかしい。税金でゴミの処理をしているからこんなことになるのだ。ゴミの減量に努力しない人には制裁としてより高い経済負担をさせるべくゴミの収集を有料化すべきである。こうしてこそ実質的な平等が図れるのだ。では、ゴミ減量の目的は何か。